2019年6月22日土曜日

血糖の変化がリアルタイムでわかるFreeStyle Libreを試す

健保の教育介入プログラムに参加してきました。
血糖の高い人をピックアップして、土日の2日間で食事やヨガ、ウォーキングなどの運動、糖尿病の知識などを学ぶというプログラムで本人だけでなく家族も参加OKとのことで嫁さんと一緒に参加しました。
目玉は腕にセンサーをつけて2週間血糖値の変化をしらべるFreeStyle Libre。何を食べたら血糖値が上がるとか、運動したら下がるとかがわかるらしい。
リーダーをセンサーにピッてやるとグラフが表示されるようになっています。


こんな感じで腕に貼り付けます。


このデバイスのいい所はやっぱりリアルタイムで血糖値がわかること。
計測は15分おきなので、瞬間的とは言えないですが、それでも食事後30分から1時間くらいで血糖が上がり始めるのが体感できます。つけて何日かは、このピッて確認するのが楽しくて、しょっちゅうやってました。

ただし、このリーダーの表示は結構小さいので、ちょっとわかりにくいところもあります。そんな時にすごいな、と思ったのが管理用のソフトが自由にダウンロードできるようになっていたこと。

【公式】FreeStyleリブレオフィシャルサイト

公式サイトからデータ管理ソフトをダウンロードすれば、自分のPCでグラフを表示させたり、CSVでデータを取り出すこともできました。嬉しいことにMac用も用意されています。


これは2週間経過後のものですが、こうしたグラフが病院に行かなくても自分で確認できます。このグラフは2週間分を全部重ねて表示させていますが、期間を指定すれば1日ずつ表示させることもできます。

このデバイスはアマゾンでも買えます。センサーとリーダーで 15,000円くらい。
個人で買えなくはないけど、センサーは使い捨てなので、2週間で 7,000円の消耗品はちょっと高いなあ。ただ、これつけてるとレコーディングダイエットの効果のように、つけている間は食べるものに気をつけるのは間違いないので、効果があることは間違いないです。甘いものとか食べるとグラフがピョンと跳ね上がるので、その後の罪悪感が半端ないです。
ちなみに上のグラフの右側 22:00 の辺りにピョコンと頭1つ出ている青い線はクリームパンです。
飲酒は意外にもすぐには血糖値は上昇せず、何時間も経った後の寝ている間に上昇するようです。04:00と06:00の間の水色の山がそれです。

念のため、日本だけが高い価格になっていないかと、他の国向けに売られているページも確認してみたのですが、この製品についてはほとんど変わらないようでした。10年くらい前に同じAbbot社の針で刺すタイプの血糖測定器を買ったのですが、その時はアメリカでは20ドルくらいで買えるものが、日本だとニプロのブランドで2万円くらいだったので、一応確認してみました。

今回のプログラムは2週間経過後にプログラムを担当した福岡の会社にセンサーとデバイスを送り返して、結果を集計して何かフィードバックをくれるようになっているので、そのフィードバックを見ながら今後個人でセンサーを使ってみるかを考えたいと思っています。
センサーを外した後の効果としては、やっぱり使用前よりは食べるものに気をつけるようになりました。そして、ウォーキングで血糖値がガクンと下がるのも体験で学んだので、長いことやらなくなっていたウォーキングも朝晩の通勤の時に会社のある駅より3つ手前で降りてウォーキングするのが習慣になりました。片道2キロなので、往復4キロです。
運動量的には、片道3キロくらいの方がいいのかも知れませんが、時間がかかりすぎるので、このくらいの方が長く続けられそうです。


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